このページでは毎日の髭剃りや全身のムダ毛処理の煩わしさを解消してくれる「男性向け家庭用脱毛器」を紹介していきます。
女性と比べて男性は毛の量も多いですし、胸毛・背中・お尻・スネ毛と、毛が生えてくる範囲も広い。
それに家庭用脱毛器にも種類もいろいろあって効果も全然違います。ここではわかりやすく脱毛器の比較しながら、何が一番おすすめなのか解説してきます。
Contents
家庭用の脱毛器で本当に毛は生えなくなる?
自宅で脱毛できる家庭用脱毛器もいろんなメーカーさんから販売されていますが、エステと比べてとても安価なため、家庭用の脱毛器では効果が薄いだろうといったイメージを持たれているかもしれません。
昨今では脱毛器の技術もかなり発達し、繰り返し脱毛を行う事で毛根自体の機能が弱まり、毛が生えない状態に近づける事は可能とされています。
メモそもそも、日本では専門のクリニックなどで行う施術以外には「永久脱毛」という言葉を使ってはならないとされているため、家庭用脱毛器の効果がなかなか認知されないといった事も事実です。
つまり、脱毛効果のある家庭用脱毛器でしっかり使い続けることで、十分な効果は見込めるという事なのです。
それでは、「脱毛効果のある脱毛器」と、「脱毛効果のない脱毛器」についてお話していきます。
家庭用脱毛器ってどんな種類があるの?脱毛できるやつ、できないやつ
まず、家庭用の脱毛器にはその脱毛方式による種類が大きく分けて4つあります。
各々にメリットデメリットはありますが、ここでは各方式の脱毛器の中でも代表的な商品をご紹介させていただきます。
脱毛器 | ![]() ケノン |
![]() トリア |
![]() ノーノーヘア |
![]() ソイエ |
種類 | フラッシュ脱毛器 | レーザー脱毛器 | サーミコン式 | 毛抜き式 |
効果 | 抑毛/減毛 | 脱毛 | 一時的なムダ毛処理 | 一時的なムダ毛処理 |
ケノン(kenon)<フラッシュ脱毛>
続いて、フラッシュ式の脱毛器の代表格となる「ケノン(kenon)」のご紹介です。

ケノン
「レーザー脱毛か、フラッシュ式か」と言われるほどで、脱毛効果はレーザー式に劣らないどころか、家庭用脱毛器の中でも最も効果を発揮するとも言われています。
ケノンは日本国内の家庭用脱毛器市場では一番の人気を誇っており、その人気こそ高い効果の裏付けとも言えるでしょう。
他の脱毛器と比べて、光を照射する範囲が広いため時間的効率が非常に良く、繰り返し使える回数も多いためコストパフォーマンスも良いという事も特徴になります。
トリア(tria)<レーザー式>
レーザー式の家庭用脱毛器の中でも、最も有名なのが「tria(トリア)」です。

トリア
レーザー脱毛器・エイジングケア|トリア(tria) 公式サイト
本来レーザー脱毛というのは医療機関でしか扱えない脱毛方法ですが、家庭用に改良されて法的にも問題ないレベルの出力に抑えながら、効率よく脱毛できるレーザー脱毛器がトリアなのです。
トリアは、自動でメラニン色素を狙って、ピンポイントにレーザー照射されますので、皮膚にダメージを与えることなく効率的に脱毛が可能になるのです。
レーザー式は非常に痛みが強いと言われており、「黒に反応する」という点において、元々色黒の方やシミの濃い方がその部分にレーザーを照射してしまうと火傷に繋がる可能性があるため注意が必要です。
痛くて諦める方が多いので、購入前によく検討してください。
ノーノーヘア<サーミコン式>

ノーノーヘア
ノーノーヘアの脱毛方法はサーミコン式といって、熱で毛を溶かしてカットするという仕組みです。
「抜かない」「剃らない」という新発想の脱毛を実現したノーノーヘアは、欧米を中心に150万台も売り上げている商品なんですが、毛を焼いてカットしているだけなので、また毛は生えてきます。
カミソリ負けをしてしまう人や、剃った後のジョリジョリが気になる人にはいいと思いますが、結果的に脱毛できません。
ソイエ<自動毛抜き式(泡脱毛)>

ソイエ
結論からいってソイエも脱毛効果ありません。単純に高速で毛を抜く機器なので、痛いし、また生えてきます。
普段、毛抜きで処理している人でもっと効率よく毛を抜けないかな?という方にはいいと思います。ソイエの特徴はお風呂でも使える防水機能や、コードレスで使いやすく、脱着可能なアタッチメントが肌を押さえて毛を抜きます。
痛みは少ないと謳われていますが、実際にはめちゃくちゃ痛いという口コミが多いのも事実です。
ただ、「音波スクラブヘッド」や「角質クリアヘッド」といったものも付属しているため、脱毛以外の用途でも使える点で購入される方も多くいらっしゃるようです。
男性が使っている動画がyoutubeにいくつか有りましたが、太ももや、スネ毛などとても痛いそうです。
それぞれ脱毛器の効果と痛みを比較
上記までにご紹介させていただいた脱毛器の特徴でも少しお話させていただいておりますが、脱毛器を選ぶ時に一番気になるのは「痛み」と「効果」ではないでしょうか。
各脱毛器の効果とメリット、デメリットを比較し分かりやすく一覧でご紹介させていただきます。
種類 | フラッシュ脱毛器 | レーザー脱毛器 | サーミコン式 | 毛抜き式 |
代表的な商品 | ![]() |
![]() トリア |
![]() ノーノーヘア |
![]() ソイエ |
メリット | ・脱毛効果がある ・照射の範囲が広い ・照射のスピードも早い ・使いやすい ・全身に使える ・美肌効果もあり |
・脱毛効果が高い ・効果が出るのが一番早い |
・肌に触れずにムダ毛を切る | ・早いスピードで毛抜きができる |
デメリット | ・本体価格(69,800円) | ・本体価格(39,787円) ・レーザーなので痛い ・照射部分が小さいので時間がかかる |
・ジョリジョリ感が残る ・脱毛効果はない ・焼ける臭いがする |
・めっちゃ痛い ・毛穴に負担がかかる ・伸びてる毛しか処理できない ・脱毛効果はない |
効果 | 高い | 高い | ない | ない |
おすすめ度 | ◎ | ○ | △ | × |
実際に使用している方の動画がありましたので、使用感や痛みなど参考にしてみください。
これらは実際の口コミなどを見ても明らかなのですが、「痛くて使っていられない」「輪ゴムで弾かれたみたいな痛みがある」といった感想が見られます。
せっかくお金を出して脱毛器を買うのですから高い効果があるものに期待したいですし、痛みが少ない事に越したことありません。
家庭用脱毛器の特徴を男性目線で比較
ここまで、脱毛器のご紹介とそれぞれの効果と痛みについてご紹介させていただきました。
他にも脱毛器には様々な種類がありますから、それらの特徴やメリットデメリットを比較していたらキリがありません。
そこで、脱毛器として比較すべきポイントを以下のように考えると選びやすくなるでしょう。
「使いやすさ」を比較
脱毛器に限らず、電子機器というものは「大きさ」「形」「重さ」を十分に考慮する必要があります。
今でこそ小さくなった携帯電話も、昔はショルダーバックの大きさだったのですからホントに便利になりましたよね。
脱毛器も同じです。
これは小さければよいという単純な話ではなく、女性でも扱いやすいサイズなのか、持っていて疲れない重さかといったところが重要という事なのです。
尚、各脱毛器のおおよその大きさを分かりやすく電話機に例えつつ、重さを比較してみましょう。
重さ: 約580g
重さ:120g
重さ:130g
重さ:170g
「コストパフォーマンス」を比較
コストパフォーマンスもずっと使い続けていくにあたっては重要なポイントになります。
脱毛器には本体だけで足りるものと、カードリッジ交換が必要な物とで分かれますので、使い続けていく中でもある程度の費用が掛かることは理解しておきましょう。
トリア本体のみで稼働するがバッテリー寿命があり、2~4年ほどでバッテリー交換が必要になります。
バッテリー自体はそう簡単に外せるものではないため、本体ごとの交換となり、2万円程度の費用が必要。
ケノンケノンはフラッシュ照射のためのカードリッジが必要なため、使用回数を過ぎるとカードリッジ交換が必要になります。
カードリッジの種類にもよりますが、1つ7,000~10,000円程度となります。
ECサイトでは安く購入できることもありますし、本体と同時購入すると半額程度でカードリッジが購入できるため、まとめて購入すればさほど大きな出費にはならなさそうです。
新しくでた「ケノン プレミアムカートリッジ」は照射回数が大幅にアップしているので、交換の必要がないんだとか。
ノーノーヘアノーノーヘアも「サーミコンチップ」というカードリッジ交換が必要となります。
この「サーミコンチップ」の寿命は肌に触れている時間で換算して8時間となっており、カードリッジ1つが2,000~2,400円程度となっています。
8時間毎の交換ですと、全身の脱毛を行ったらすぐにカードリッジ交換が必要になりそうですね。
メモソイエは特にカードリッジなどは不要で何度も使えます。
強いて申し上げるなら、様々なアタッチメントが取り付けられますので、オプションとしてそれらのアタッチメントを購入する分の費用がかかるといったところでしょう。
いかがでしょうか。
これらのポイントを抑える事で、総合的に脱毛器の続けやすさが決まってくると思いませんか?
「使いやすい(持ちやすい)」「痛くない」「コストが安い」というポイントを各脱毛器で比較し、より有用な脱毛器を選ぶようにしたいですね。
比較の結果、最もオススメの脱毛器は「ケノン」
ここまで、各種脱毛方式による比較や、それぞれのメリットデメリットをご紹介させていただきました。
では、これらを全体的に比較したときに、どの脱毛器が最もオススメできるかというと、「ケノン」だと言えます。
その理由は以下のとおりです。
・重さ、形、大きさが使いやすい
・脱毛効果が高い
・光の照射範囲が広いため脱毛の時間効率が良い
この4点はどの商品と比べてもケノンが優れていますので、「選ぶならケノン」と自信を持って言えるメリットになります。
上記までではシッカリご紹介させていただいておりませんでしたが、ケノンの照射範囲は他の脱毛器と比べてもかなり広いんです。
人気を二分すると言われている、トリアとの照射範囲の比較が以下です。
ケノン:3.5cm×2.0cm(7平方センチメートル)
トリア:円形型の直径8mm
ケノンの照射範囲の広さは業界でも最大のものですので、いかに効率よく脱毛ができるかはお分かりいただけるかと思います。
また、先ほどご紹介させていただいたコストパフォーマンスにおける、カードリッジの費用ですが、こんな事実があります。
ケノンを使う頻度ですが、人によって数日の違いはあるかと思いますが、目安として2週間に1回です。
それに対し、ケノンのフラッシュ照射の回数ですが、一番大きな「エクストララージカートリッジ」を低出力で照射したなら20万回照射できます。
仮に一番高い出力だとしても10000回は照射できます。
もし、全身の脱毛でケノンを使ったとすると600回の照射が必要となると言われていますので、低出力で「20万回÷600回=333回」、高出力で「20万回÷600回=約17回」の脱毛が可能という事になります。
少々数字のお話となりましたので、ちょっと難しいかもしれませんが、簡単に申し上げると、最高出力でも17回は全身の脱毛ができますから、「2週間×17回=8.5カ月」は1回のカードリッジで済むという事になります。
更に、カードリッジ交換も本体と同時購入で半額程度の6,000円(エクストララージカードリッジ)ですから、8カ月で6,000円だという事ならさほどお財布も痛みません。
さらに2017年6月に、照射回数が100万回(従来の5倍)、出力パワーも強く、脱毛効果を実感しやすくなった「プレミアムカートリッジ」が販売されました。
売れすぎて在庫が入ってくるタイミングでしか買えないとのことですが、今在庫があるかは公式サイトをチェックしてみてください。
超スピード脱毛器具 - 家庭用脱毛器「ケノン」公式ショップ
http://xn--rckyc9e.com/
ケノンは脱毛器の人気ランキングでも常に上位、若しくはトップ争いをするほど需要のある脱毛器ですが、他にも「ディプレイを見ながら細かな調整が可能」「手動、自動の切り替えが可能」「音量調整(ミュートあり)」「単発、3連射、6連射が選べる」といった、機械としての使いやすさも見逃せないものとなっています。
男性向け家庭用脱毛器のまとめ
男性でも使える様々な家庭用脱毛器の特徴を比較しましたが、いかがでしたか?
冒頭でも申し上げましたが、家庭用脱毛器は「脱毛の為の脱毛」ではなく、「最終的に永久脱毛に極めて近い状態にする」ということが可能な物です。
近くにメンズ脱毛サロンがなく、仕方なくカミソリやシェーバーで自己処理している方に、家庭用脱毛器はおすすめです。
脱毛器もいろんな種類がありますので、ぜひ自身に合った最適な家庭用脱毛器を選んで使ってみてください。